2023.6【文部科学省】安全・安心で質の高い学校施設の整備
文部科学省のホームページに「安全・安心で質の高い学校施設の整備」が公開されています。
老朽化した学校施設の長寿命化対策の推進や、非構造部材を含めた耐震化、防災機能強化に関する指針が公開されています。
建物内部については、以下が示されています。
・令和4年4月1日現在、公立小中学校施設の構造体の耐震化率は99.7%、屋内運動場等の吊り天井等の落下防止対策実施率は99.5%完了しているものの、吊り天井以外の非構造部材の耐震対策実施率は66.1%となっており、引き続き対策が必要。
・構造体の耐震化及び屋内運動場等の吊り天井の落下防止対策が未完了の地方公共団体に対して、一刻も早く耐震化が完了するよう要請するとともに、老朽化した施設では、地震発生時にガラスの破損や内外装材の落下など非構造部材の被害が拡大する可能性が高いため、吊り天井以外の非構造部材の耐震対策を含めた老朽化対策、防災機能強化についても対策を推進していく。
▼公開先はこちら(文部科学省ホームページへリンクします)
https://www.mext.go.jp/content/20230713-mxt_soseisk02-000030936_18.pdf