防災コラムWebの趣旨

きっかけ

地震や台風、洪水などの大規模自然災害は、今後いつどこで起きてもおかしくないと言われています。
このような中、避難所のあり方には変化が求められるようになりました。最近では密集を避けるため、避難所の増設やホテル・旅館ほか民間施設の活用といった新たな対応が必要とされています。
暮らしといのち、企業活動を守るために、人々が集まる施設の災害リスクは必ず回避しなければならない社会的課題と言えます。

特に各地で頻発する地震では、生活のために利用される公共施設や商業施設、オフィス、そして避難所でも天井落下が報告されています。
重軽傷者、さらに尊い人命を失う被害も出してきました。
それでもなお、一般の方に限らず、施設管理者、建物の専門家も、天井落下の危険性をほとんど知らないのが現状です。

KIRIIの想い

建物の構造部分の耐震、強靭化が進んできた中で、建物内部で起こる被害や危険性は、長い間見落とされています。
このことに建物の専門家のみならず、多くの人が気付き、早急に「いのちを守る対策」を検討する必要があると考えています。
特に、人々が多く集まる商業施設や事業所、新たに避難所として活用される施設は急務です。

桐井製作所は、天井・壁・床の内装空間を作り上げる「内装用鋼製下地材」で日々の人々の生活を支えています。
オフィスビル・ホテルといった身近な商業施設から、駅・空港さらに地震発生時に重要拠点となる避難所や病院・学校などの公共施設まで多様な建物に用いられています。
サイトを通して、社会全体の災害リスク回避に向けて少しでもお役に立てれば幸いです。